両立支援 iction!×北九州市 プロジェクト

iction!プロジェクトと北九州市の取組みが第6回プラチナ大賞にてグッドスタート賞を受賞!

iction!の取り組み

2018年12月18日

iction!プロジェクトと北九州市の取組みが第6回プラチナ大賞にてグッドスタート賞を受賞!

このたび、プラチナ構想ネットワークとプラチナ大賞運営委員会が主催する「第6回プラチナ大賞」において、北九州市との連携協定による女性就業支援の取り組みが『グッドスタート賞』を受賞いたしました。

今回のプラチナ大賞では、全国の自治体や企業等48団体の応募があり、一次審査の結果、14団体の取り組みが選出され、10月25日(木)に最終審査発表会が開催されました。最終審査発表会では、iction!事務局 事務局長の二葉美智子より「リクルートと北九州市との連携協定による女性就業支援」というタイトルでプレゼンテーションを行いました。

発表では、はじめにリクルートが創業以来約50年にわたり、雇用・販促支援領域において事業を通じて社会に貢献することをサステナビリティ方針の中心に置いていることに触れ、 SDGsの6つのポリシーの実現にむけ活動していると説明。その一環として、2015年にiction!プロジェクトが立ち上がった経緯を述べました。

労働力人口の減少がさけばれる中、働きたくても働けない育児中の女性の就業を支援することを目的に、グループ横断で様々な施策を展開してきたと語り、 今回の北九州市との連携協定での3つの重点テーマについて説明しました。

北九州市との連携協定で取り組む3つの重点テーマ
①就業を希望する子育て中の女性の意識啓発や行動の喚起
②子育てや介護等の時間制約がある中でも働ける時間帯の仕事創出
③妊娠や出産による離職防止

iction!事務局 事務局長の二葉美智子

つぎに、北九州市役所の女性就業支援の取り組みについて触れ、2016年に国・県と連携した女性の就職・キャリアアップ・創業・子育てとの両立をワンストップでサポートする 「ウーマンワークカフェ北九州」を日本で初めて設立されるなど市の総力をあげての取組みを紹介。会場に駆け付けてくださった北九州市役所女性活躍推進課のお二人を紹介させていただきました。

リクルートワークス研究所の調査結果から導きだした、働いていない女性のステイタスの分類を解説し、それぞれのシーン別の打ち手を説明。働くことを望んでいない方へは、働くことの必要性を感じていただくために「iction!みらい家計シミュレーション」を、求職をしていない方へは行動を起こす自信をもっていただくために「WORKFIT for MOM」を、勤務時間・休日が希望と合わないため就業できていない方のためには、企業側に働きかけ、働きやすい時間帯の雇用を創出するために「企業向け啓発セミナー」を行っていると説明し、各活動の成果をアンケート結果の数値を用いて発表しました。

また、連携協定1年目の取組みの成果として、各施策の効果を経済的指標をもとに説明。社会的投資効果 SROI(Social Return on Investment)での数値も10.50となっており、各施策が有機的に成果に結びついていることを解説させていただきました。

※それぞれの取組みの詳細と成果についてはこちら
https://www.recruit.co.jp/sustainability/iction/ser/kita-kyushu/

最後に、「女性の就業を取り巻く様々なステークホルダーの皆様と共に手を合わせ、一人ひとりがより輝く未来の実現に向けて、推進していきたいと考えております」と語り、プレゼンテーシを締めくくりました。

iction!プロジェクトと北九州市の取組みが第6回プラチナ大賞にてグッドスタート賞を受賞!

プラチナ大賞とは

  • 「プラチナ大賞」は、未来のあるべき社会像として描く「プラチナ社会」のモデルを示すことを目的に創設され、イノベーションによる新産業の創出や、アイディア溢れる方策によって地域の課題を解決し、「プラチナ社会」の目指す社会の姿を体現している、または実現しようとしている全国各地の取り組みに贈られるアワードです。
    主催:プラチナ大賞運営委員会、プラチナ構想ネットワーク
    後援:総務省 経済産業省 全国知事会 全国市長会 全国町村会 特別区長会
    プラチナ大賞ホームページより抜粋)

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