仕事上のコミュニケーションを円滑にする「ビジネスチャット」。ITエンジニアの間では以前から必須のビジネスツールでしたが、最近ではエンジニア以外の職種においても普及しつつあります。
そして昨今の在宅勤務推奨により、「今まではあまり使ってなかったけれど、使う機会が急増した」という人もいるようです。しかし中には、ビジネスチャットのメリットを活かし切れていない例や、知らず知らずのうちにマナー違反を犯しているケースも。
そこで、働き方の専門家でありコミュニケーションのプロ・沢渡あまねさんに、ビジネスチャットの基本的なマナーや円滑なコミュニケーションを取るコツを教えていただきました。
目次
- 誰でも「デジタル聖徳太子」に。遠隔でも迅速なコミュニケーションが可能!
- 結論は先に、一文は短く。ビジネスチャットの基本マナー7選
- 慣れたらこんな使い方も!ビジネスチャットの「機能」を活用しよう
誰でも「デジタル聖徳太子」に。遠隔でも迅速なコミュニケーションが可能!
ビジネスチャットとは、ビジネスでのコミュニケーション用に作られたチャット用のツールのこと。slackやTeams、chatworksなどといったツールが導入されていて、チームやグループでの情報共有や業務連絡などに活用しているという人も多いでしょう。
臨機応変にグループを組み、複数メンバーでいつでもどこでもやり取りができるので、ちょっとした情報共有や打ち合わせ、会議などもPC上でフットワークよく行えるのが最大のメリット。在宅勤務が推奨されている期間も、対面でやり取りするのと同レベルのコミュニケーションが可能です。