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転職するか、今の会社に残るか迷う...後悔しない決断に必要な思考術|人事コンサルタント・松本利明さん

キャリア

2021年01月21日 転載元:リクナビNEXTジャーナル

転職するか、今の会社に残るか迷う...後悔しない決断に必要な思考術|人事コンサルタント・松本利明さん

「2人に1人は転職をする時代」と言われる中、現状に特に不満はなくても、先輩や同僚が転職をしている姿を見て、「本当に同じ会社で働き続けてよいのだろうか...」と悩むビジネスパーソンは多いことでしょう。今後のキャリアを考える上で、転職するかどうか、後悔しない決断をするには、何を基準に判断し、どう行動すればよいのでしょうか。

今回、『「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方』(KADOKAWA)の著者であり、人事・戦略コンサルタントの松本利明さんに、ビジネスパーソンの「転職への迷い」をクリアにするための観点をうかがいました。


目次
  • キャリアで後悔しない決断をするためには、「目標設定」が欠かせない
  • すぐに転職したほうがいい?迷ったときに、押さえたい3つの観点とは?
  • 「転職しない」と決めた場合は、社内でどう力をつけるかを考える
  • 今は「スキル」や「持ち味」の価値も変化するチャンスの時期

キャリアで後悔しない決断をするためには、「目標設定」が欠かせない

私は幅広い年代のビジネスパーソンと交流する機会がありますが、現代はキャリアを検討する上で「転職をするか否か」を迷っている人は、本当に多いと感じます。

転職に踏み切れない理由には、「失敗することへの不安」や「引き止めに合っている」といったこともあるかもしれません。しかし、一番の理由は、転職に至る決め手がないからではないでしょうか。加えて、決断しにくくなった背景には、数年前よりも働き方の選択肢や転職に必要な情報やサービスが増え、比較的容易に転職ができるようになったという現状もあると思います。人間は選択肢が多すぎると、かえって選ぶことができなくなる性質があるのです。

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