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仕事がつまらなくてつらい。今の状況から抜け出すには?【シゴト悩み相談室】

キャリア職場マネジメントお悩み相談

2021年02月16日 転載元:リクナビNEXTジャーナル

仕事がつまらなくてつらい。今の状況から抜け出すには?【シゴト悩み相談室】

キャリアの構築過程においては体力的にもメンタル的にもタフな場面が多く、悩みや不安を一人で抱えてしまう人も多いようです。そんな若手ビジネスパーソンのお悩みを、人事歴20年、心理学にも明るい曽和利光さんが、温かくも厳しく受け止めます!今回は、仕事がつまらないという悩みを抱える、23歳男性からのお悩みです。


目次
  • 仕事に面白味を感じられず、毎日が苦痛...どうすればいい?
  • ただこなしているだけでは「つまらない」のは当たり前
  • 一つひとつの業務に興味を持ち、面白がる努力をしよう
  • 転職も一法だが、「経理経験を活かした活躍」を期待される

仕事に面白味を感じられず、毎日が苦痛…どうすればいい?

<相談内容>
CASE47:「仕事がつまらない…何か打開策はある?」(23歳・メーカー勤務)

今の仕事に就いて2年目、毎日仕事がつまらなくて、出社するのが苦痛です。

新卒で大手メーカーに入社。就活時から営業職志望でしたが、配属されたのはなぜか経理部でした。仕事に慣れればきっと経理に興味を持てるようになり、面白さも感じるのだろうと思っていましたが、未だに毎日がつまらなくて苦痛です。

もともと行動的で、社内にじっとしているよりも外回りをしていろいろな人と出会い、一から関係性を築くのが好き。しかし今は、1日中PCに向かっています。周囲と協働する機会もそう多くはありません。はっきり言って、性格的にも事務系の仕事は自分には向いていないのだろうと思います。

何とかこのつまらない現状を変えたいのですが、私は何をすればいいのでしょう?(経理職)

ただこなしているだけでは「つまらない」のは当たり前

経理は、会社のあらゆる部署が生み出したり使ったりするオカネの総元締め的な存在。会社の要である重要な部署ですが、だからこそ経理担当者の中には「目の前の数字に思い入れが湧かない、自分の仕事に臨場感がない」という人もいます。経理を志していなかった人の場合、なおさらその傾向が強いようです。

ある程度社会人歴が長くなれば、これまでの業務経験から「数字が表す意味」がつかめてくるようになります。損益計算表を見て「人件費が利益を圧迫しているんだな」「薄利多売になり明らかに利益率が下がっているな…ちょっと危なくない?」なんてこともわかったりします。

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