雇用がスタンダードであった現役時代。その後、多種多様な働き方へと移りゆく。今回は、職種に焦点を当てることで、定年後の仕事の中身をさらに検証していこう。
現役時代には、職種はあまり変わらない
年齢階層別に職種の構成をとったものが以下の図表である。ここから、年齢を経るにしたがって、人々がどのように仕事を変えていくのかを考えてみる。これはあくまで一時点のデータを年齢階層別にとったものであるから、一人ひとりの個人が生涯にわたってどのように職を変えるのかその正確な実態はわからないが、大まかな傾向を把握することはできる。