多様な働き方

あくせく働くのではなくもっと楽な生き方がしたい。こんな考えはアリですか?【シゴト悩み相談室】

お悩み相談

2021年05月13日 転載元:リクナビNEXTジャーナル

あくせく働くのではなくもっと楽な生き方がしたい。こんな考えはアリですか?【シゴト悩み相談室】

キャリアの構築過程においては体力的にもメンタル的にもタフな場面が多く、悩みや不安を一人で抱えてしまう人も多いようです。そんな若手ビジネスパーソンのお悩みを、人事歴20年、心理学にも明るい曽和利光さんが、温かくも厳しく受け止めます!今回は、気楽にマイペースで働きたいという29歳男性からのお悩みです。

目次
  • これまで昼夜なく働いてきたが…これからはマイペースでいきたい
  • 楽な生き方を選択するのはアリだが、サステナブルとは言えない
  • もうひと頑張りして「処理の自動化」を目指せば、今の仕事も楽になる

これまで昼夜なく働いてきたが…これからはマイペースでいきたい

<相談内容>
CASE50:「バリバリ働くのを止めて楽に生きるには?」(29歳・IT関連会社勤務)

30歳を目前に、これからはあくせく毎日働くのではなく、「楽な生き方」を目指したいと思っています。

うちの会社は成果主義で、頑張れば頑張った分給与が跳ね上がります。私も「早く成長してキャリアを積み、稼げるようになりたい」とこの会社を志し、昼夜なく働きトップクラスの営業成績を収めてきました。

しかしコロナ禍で在宅勤務が増え、業務負荷が減少。顧客とのやりとりはリモートになり、毎日のように入っていた会議も大幅に減りました。

急にマイペースで働けるようになったことで「仕事観」が徐々に変化、今までの反動からか、バリバリ働いて高給を稼ぐことに魅力を感じなくなり、もっと気楽に働きたいと考えるようになりました。

会社は私に対し、今まで通り営業部門をけん引する働きを求めていると思いますが、給与はそこそこでいいので、ストレスなく働きたいと思っています。理想は今のタモリさん。いつかは好きな仕事だけをマイペースでやれるようになれれば…なんて考えたりもします。ただ同期は皆、「役職者への昇進も見えている今が頑張りどころだろう」というのですが…。私のような考え方は、アリなのでしょうか?そして、楽な生き方を実現するには、どんな方法を取ればいいのでしょうか?(営業職)

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