タイトル通り「役立つ読書」のススメ始まります
詳しくは第0回を参考にしてもらうとして、今回から本格的に(基本的には仕事に)役立つ書籍を紹介。巻末にはみなさんにとってちょっと嬉しいお知らせを添えてあります。第1回は大嶋祥誉さんの『すべての仕事は「問い」からはじまる』です。
仕事に悩んだら「問い」を立ててみよう。
冒頭から結論めいた話になってしまいますが、すべての仕事は問いから始まるといっても過言ではないと思っています。そう言われればそうかもしれないと、ピンと来たかたも多いかもしれません。そう、日常業務の多くは「問い」と、それに対する「答え」から成り立っているからです。日々の業務の中で、どうしたら早く仕事ができるか、どんな手順で実施したら正確にミスがない作業ができるか、なぜあの人の接客は感じがいいのかなど、問いに溢れています。そして、その問いの多くは、意識的に問いを立てているというよりも、無意識に問いを立て、それを無意識に解答しているという、そんな感じかもしれません。