多様な働き方

おしゃれは見た目だけじゃない。ZOZOのD2C事業に学ぶ共感消費モデル

2021年11月22日 転載元:Meet Recruit

おしゃれは見た目だけじゃない。ZOZOのD2C事業に学ぶ共感消費モデル

インフルエンサー個人が手掛けるアパレルブランドが好調。ZOZOの新事業『YOUR BRAND PROJECT』から、生産者と消費者の距離が近い時代のヒットの法則を考える

洋服、化粧品、食品、眼鏡に寝具…。さまざまな分野で生産者が消費者に商品を直接販売するD2C(Direct to Consumer)が活況だ。卸や小売を介さない、店舗を持たないなど従来の商流に捉われない分、有名ブランドや大手メーカーだけでなく、スタートアップや個人のような小規模な事業者にもチャレンジしやすいビジネス形態なのが特徴。SNSの普及により、生産者と消費者がコミュニケーションしやすくなったこともD2Cが好調の理由だと言える。

こうしたD2C事業を2020年から始動させたのが、『ZOZOTOWN』でおなじみの株式会社ZOZO。『YOUR BRAND PROJECT』と名付けられたD2C事業では、同社が培ってきたノウハウを活かして「アパレルブランドを立ち上げたいインフルエンサー」と協働。ブランドの立ち上げから生産・販売を支援している。

今回は、このプロジェクトの責任者、藤本真美さんにインタビュー。アパレル業界における消費動向の変化や、『YOUR BRAND PROJECT』を推進する過程で見えてきたノウハウを伺いながら、生産者と消費者のコミュニケーションの取り方や、両者が近い関係性の中でヒットを生み出すためのヒントをもらった。

「手の届かないカリスマ」よりも「身近な憧れ」が影響力を持つ時代

藤本さんは2011年にZOZOへ入社。『YOUR BRAND PROJECT』の立ち上げ以前は、ファッションコーディネートサイト・アプリとして人気の『WEAR』を担当していた。そんな藤本さんに、この10年のアパレル業界における流行・消費の変化を訊ねると、個人の影響力が増大していることを挙げてくれた。

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