多様な働き方

外の視点と柔軟性を大事に。かつてのサッカー少年がホテルオーナーになるまで

2021年12月22日 転載元:Meet Recruit

外の視点と柔軟性を大事に。かつてのサッカー少年がホテルオーナーになるまで

銀行員、中小企業支援、コワーキングスペースの責任者、ホテル経営。地域を舞台に多様なキャリアを歩んできたANGLEの飯田さんと考える、変化が激しい時代のキャリア論。

あの出来事がなければ、いまの自分はなかっただろう──。

人生に大きな影響を与えた「偶然」は、きっと誰にだってあるはずだ。この偶然が、ビジネスパーソンのキャリア形成に大きく関わっていると論じるのが、心理学者のジョン・D・クランボルツ教授が発表した「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」である。

「予期せぬ出来事がキャリアを左右する」「偶然の出来事が起きたとき、行動や努力で新たなキャリアにつながる」「 何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える 」という3つの骨子から成り立つこの理論は、目まぐるしく世界の状況が変化するいまの時代、道標のひとつになるのではないだろうか。

今回話を聞いたのは、愛知県岡崎市で全6室のマイクロホテル「ANGLE」を運営する飯田 圭さん。ささやか日常に焦点を当てる「暮らし感光(観光)」をテーマに日々宿泊客を迎える。さまざまな職種を経験した後ホテル経営に乗り出した飯田さんは、どれほど計画的に、またどれほど偶発的にキャリアを選んできたのか。計画的偶発性理論を切り口に、変化が激しい時代のキャリアを考える。

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