日本初、非行歴・犯罪歴のある人専用の求人誌『Chance!!』。事業を通して元受刑者と、彼らを採用する企業を見てきた編集長の三宅晶子さんに、再チャレンジを応援できる仕組み・環境づくりのコツを訊く
誰の人生にも、多少の挫折や方向転換はつきものだ。「仮に失敗したとしても、何度でもチャレンジできる社会の構築」は、かつて政府も重要政策の一つに掲げていた。しかし現在、私たちの社会は再チャレンジに寛容だろうか。「過去の過ちが何度も掘り起こされ、SNSで拡散される」「“失敗を犯した人”として負のレッテルを貼られる」など、まだまだ再チャレンジに厳しい場面も存在する。挑戦を応援できる社会・組織には何が必要なのだろう。
そこで今回話を伺ったのが、日本初となる受刑者等専用求人誌『Chance!!』の編集長、株式会社ヒューマン・コメディの三宅晶子さん。社会から最も厳しい目で見られるであろう人たちの再チャレンジを見てきた三宅さんの経験から、当事者はもとより再チャレンジを見守る側の組織や人に必要なことを語ってもらった。