【人的つながりに関する実態調査】「つながり」はデザインできるか-社内外・接点の多寡から見る4種類の人的つながりの実態
立教大学 経営学部 教授 統括副総長の石川淳氏は日本にシェアド・リーダーシップを紹介した1人で、『シェアド・リーダーシップ』(中央経済社)の著者だ。石川氏は、「リーダーシップは誤解だらけ」だと言う。では、シェアド・リーダーシップとはどのようなもので、私たちはいったい何を誤解しているのだろうか<公式に設計された組織や仕事と異なり、人のつながりの実態(誰と接点があり、どのような質の関わりがあるのか)を捉えるのは難しい。 しかし、「働き方改革」「感染症対策」「ジョブ型雇用への転換」など働く個人と組織をめぐる近年の環境変化は、仕事の進め方だけでなく人のつながりにも影響を与えているだろう。仕事生活に関わる人のつながりの現状を捉え、より良いつながりのために組織ができることを検討するための調査を行った。