働くシニアの活躍が注目されていますが、弊社が行った調査ではシニア雇用に「積極的ではない」と回答した企業の割合は約7割で、この数字は2016年、2018年、2021年調査から大きく変化していません。「なんとなく組織になじむか不安」「なんとんなく働く上で制約がありそう」という理由で活躍可能性を閉じることのないよう、多様な人が活躍できる職場づくりをしていきましょう。 「採用の知恵袋」では、企業から寄せられる質問に対して、調査研究の結果や企業・行政団体との取り組み事例をもとに回答します。今回はセンター長の宇佐川が答えます。
Q.最近、アルバイト・パートの募集をかけると、シニアからの応募が増えました。現在弊社にはシニア従業員がおらず、積極的に採用できずにいます。とはいっても少子高齢化が進んでいるので、継続的に人材を採用していくためには、シニアに向けた仕事づくりや短時間勤務の働き方などをつくっていくべきでしょうか。(九州エリア/IT関連業)