多様な働き方

働く人の「モチベーション・リソース」を科学する【一般社員の会社・職場・仕事に関する意識調査】第1回

調査レポート

2024年03月06日 転載元:リクルートマネジメントソリューションズ

働く人の「モチベーション・リソース」を科学する【一般社員の会社・職場・仕事に関する意識調査】第1回

突然ですが、自分の「モチベーションの源泉」は何かを考えたり、自分と他者のモチベーションの源泉の違いはどこにあるかを意識したりすることはあるでしょうか。仕事のなかで、モチベーションが高まったり下がったりするのはどんなときでしょうか。

産業構造の変化や、少子高齢化、個人のキャリアに対する意識の変化など、企業の経営環境が大きく変わってきている昨今、変化が激しい時代に企業価値を持続的に向上させるのは人材であるという考えから、「人的資本経営」が注目されています。私たちリクルートマネジメントソリューションズは、60年以上にわたって人々の内面(性格、志向、価値観など)のデータを測定してきた技術を生かし、人材、つまり働く皆さんの意識・特性を多角的に捉えるチャレンジを始めました。このシリーズ記事では、その分析結果を広く公表し、個と組織を生かすポイントを多くの皆さんと一緒に考えたいと思います。

 

調査の全体像

まずは、働く皆さんのエンゲージメント意識・特性の関係を捉えるために実施した、オンラインアンケート調査『一般社員の会社・職場・仕事に関する意識調査』3708名をベースとした分析結果を2回に分けてご紹介していきます。第1回は、「働く人のモチベーション・リソース(モチベーションの源泉)」についての分析結果です。図表1のように、「モチベーション・リソース」「現在の仕事の特徴」「両者のフィット度」「フィット度と仕事へのエンゲージメントの関係」の順に説明していきます。

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