皆さんは、「もしタイムマシンで就職活動中の学生に戻ったとしたら、今の会社に入りますか?」。 私たちリクルートマネジメントソリューションズは、60年以上にわたり人々の内面(性格、志向、価値観など)を測定してきた技術を生かし、働く皆さんの意識・特性を多角的に捉えるチャレンジを始めました。その一環で、働く皆さんの意識・特性を捉えるべく、オンラインアンケート調査『一般社員の会社・職場・仕事に関する意識調査』を実施しました。 その分析結果は第1回・第2回と2回にわたってご紹介してきましたが、今回は少し趣向を変えて、冒頭のような「タイムマシン設問」に関する結果をお届けします。
- 「今の会社は第一志望にしないけど、職場や仕事は今と同じがいい」という回答が多かった
- 入社時点の志望度が高いほど、今の志望度も高い
- 長く働いて歳を重ねると、会社の嫌な面も見えてくることが多い
- 経営と人事のやり方次第では、中堅・ベテラン社員の会社志望度も高められる
「今の会社は第一志望にしないけど、職場や仕事は今と同じがいい」という回答が多かった
私たちは日々、会社・職場・仕事について、さまざまな思いを抱きながら働いています。最近は多くの企業が、社員のこうした思いを確認するためにエンゲージメント・サーベイや従業員意識調査を行っています。なお、このようなときは、会社・職場・仕事の3つに分けて調査するのが効果的です。なぜなら、会社への思い、職場や仲間への思い、仕事への思いは、重なる部分もありますが、それぞれ異なることが多いからです。
今回の調査では、普通のエンゲージメント・サーベイなどとは聞き方を変えて、働く人同士の日常会話にもありそうな、より答えやすい質問を投げかけてみました。