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リクルートを新卒2年目で退職。20代で出戻ったキャリア観とは?

リクルートの取り組みキャリア

2024年08月27日 転載元:Recruit Corporate Blog

リクルートを新卒2年目で退職。20代で出戻ったキャリア観とは?

リクルートでは、「アルムナイ」という言葉が一般的でなかった時代から、出戻り従業員(再入社者)はごく自然にいました。 2021年からは会社を「公園(通称:CO-EN)」のような「出入り自由」な場にしたいと標榜し、実際に2022年度には約30人の再入社者を迎えています。

リクルートに新卒入社後、20代のうちに複数社を経験し、出戻った従業員のキャリア観とは? 現在、プロダクト事業本部で「Air ビジネスツールズ」のプロダクトデザインに従事する郭 桐、同じプロダクトでマネジャーを務める横井 悠のふたりに話を聞きました。


なぜリクルートに戻ってきたのか

― おふたりはリクルートに新卒入社後、20代のうちに出戻ったと聞きました。経緯を教えてもらえますか?

横井 悠(以下横井):2016年にリクルートに新卒入社し、プロダクト企画職としてサロン向け予約顧客管理システム『SALON BOARD』、「Air ビジネスツールズ」のUXデザインに従事した後、2017年に退職しました。その後、PdM(プロダクトマネージャー)として、スタートアップ企業2社で、toCのアプリ立ち上げや、フィンテック領域でSMB(中堅・中小企業)向け業務支援SaaSに携わるなど、プロダクト開発に取り組んできました。

出戻りのきっかけは、3社目にいる時。ちょうどコロナ禍で市場が大きく変化し、プロダクトの生存競争が厳しさを増すなか、自分のキャリアを改めて考えていました。その時、リクルートの元上司から「『Air ビジネスツールズ』のプロダクトを、toC・toBともに増やすフェーズ」と聞いて。まさに自身の経験を活かしながら新しい挑戦ができるタイミングだと考え、2021年に選考を受け、出戻ることを決めました。


― リクルートの事業の方向性に、自分の経験が活かせるタイミングだったんですね。もし状況が違っていたら、それでも出戻っていたと思いますか?

横井:その場合は戻っていなかったかも…。元々、リクルートにはカルチャーフィットを感じていたので、いつか戻りたいと思う可能性はあったものの、一番の判断基準は「自分のWill(実現したいこと)・Can(できること)と合致しているか?」ということでした。

スタートアップ企業では、少ない人数でさまざまな職種機能を全方位的にカバーする必要があります。私はキャリアの早い段階から、プロダクトのデザイン、マーケティング、営業など、さまざまな機能を経験してきた自負があったので、当時のタイミングであれば、経験を活かした挑戦ができると思いました。

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