職務経歴書は書くのも読むのも時間がかかる。『レジュメ』機能開発秘話
リクルートの取り組み 、 キャリア 、 リスキリング
2024年09月10日 転載元:Recruit Corporate Blog
リクルートは約5分で職務経歴書が作成できる『レジュメ』機能を2022年12月にリリースし、『リクナビNEXT』『タウンワーク』など、運営する求職活動支援サービスで共通して使用できるようになりました。開発を推進したリクルート プロダクトデザイン室 大城康平とデータ推進室 稲村秀人にサービスについて聞くと、日本の人材不足に話が及ぶことに。
- 約5分で完成! 職務経歴書機能『レジュメ』とは?
- 『レジュメ』を通じて広げたい、さまざまな就労機会やリスキリングの可能性
- まるで一人ひとりにキャリアアドバイザーがつくようなサービスに
約5分で完成! 職務経歴書機能『レジュメ』とは?
― 『レジュメ』を実際に使ってみたのですが、自分でテキストを入力せず、質問に対してキーワードを選んでいくだけでいいのでしょうか?
大城:そうです。この『レジュメ』は経験職種に応じた質問ごとに、あてはまるキーワードを選択して答えるだけで、職務経歴書を簡単に作成できる機能です。求職者の方が選択するキーワードと同じものを用いて、企業の採用担当者も候補者検索ができるため、求人企業にとっても、候補者を探す時間の短縮につながります。
― キャリアアドバイザーと面談しているような、優しい画面ですね。私も転職活動経験者なのですが、この「職務経歴書を書く」ことのハードルが高かった記憶があります。
大城:まさに「職務経歴書の作成」が転職活動の障壁のひとつになっているので、少しでもラクにできたらと思いこの機能を作りました。また、人材を採用したい企業の採用担当の方々から「フリーテキストで書かれた職務経歴書を読むのに時間がかかる」というご苦労も聞いていまして、この課題はすぐにでも解決したほうがいいな、と。