リクルートのHR事業が解決したい労働市場の課題は? 人材紹介事業の責任者・近藤 裕に聞く
2024年11月27日 転載元:Recruit Corporate Blog
リクルートでは、すべての働きたい人が機会を得ることができる、自分らしく働く喜びを感じることができる社会を実現していきたいと考え、「就職する、転職する、アルバイト・パートを探す、副業を探す」などといったシーンで、仕事にまつわるさまざまなサービスを展開しています。
一方で、就職先を検討している学生の皆さんからは、『リクナビ』に代表される新卒就職情報サイトのイメージが強く、それ以外のHRサービスのイメージが湧かないという声も。そこで今回は、『リクルートエージェント』事業責任者・近藤 裕に、リクルートの新卒採用担当がインタビューしました。
- リクルートのHR事業が取り組んでいること
- HR事業はどんな社会課題を解決するのか
- 近藤さんがリクルートで今後挑戦したいこと
- 近藤さんがリクルートで働き続ける理由
リクルートのHR事業が取り組んでいること
― リクルートは、その社名の通り、仕事に関するサービスをたくさん展開していますよね。
近藤 裕(以下近藤):はい、特に皆さんの目に触れる機会が多いものでは、新卒向け就職情報サイト『リクナビ』、社会人のための転職情報サイト『リクナビNEXT』、私が担当している人材紹介事業『リクルートエージェント』などがあります。
リクルート全体としては「まだ、ここにない、出会い。」というビジョンを掲げ、“すべての人がその人らしく働く喜びを持って働ける社会”を願い、仕事を探している人と働き手を探している企業との出会いの機会を増やすことに取り組み続けてきました。
― 「まだ、ここにない、出会い。」、CMでよく聞く言葉ですね! 近藤さんが担当する人材紹介事業では、どのようなことをされているのですか?
近藤:キャリアアドバイザーが、転職活動をサポートするサービスです。「一人ひとりの可能性に寄り添い、選択を支える」というミッションの実現に向けて、キャリアや仕事に悩む方の一人ひとり異なる迷いや不安、希望に寄り添い、より良いキャリア選択ができるよう支援しています。具体的には、各業界に精通したキャリアアドバイザーがお客様の希望やスキルに沿った求人をご紹介するほか、提出書類の書き方アドバイス、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供などを通して、転職活動をサポートしています。
― へえ…転職活動には関心があっても、具体的なプロセスはイメージ湧かないのが正直なところです。どれぐらいの方が利用するものなんですか?
近藤:年間で約140万人の転職希望の方が、サービスに登録してくださり、3〜4万社ほどの企業が求人を出してくださっています。そのなかで、1年間で約8万人の方の転職を支援しています。
― そんなに多くの方が利用しているんですね…!
近藤:登録時点では、まだ転職するかどうか決めていない方も多いです。そこから、キャリアアドバイザーが一人ひとりに寄り添って、なぜ転職を考えているのか、どんなことに迷っているのか、といったことを棚卸し、キャリアの選択肢を広げたり、納得のいく意思決定をいただくまで伴走しています。
― 転職するかどうか迷っている段階から、伴走するのも仕事なんですね。
近藤:はい、第三者に相談してみると、自分が想像している以上にキャリアの選択肢って広がるものなんですよ。実際に転職を実現された方からは、「自分では考えもしなかった求人と出会えて、可能性が無限にあるということを知りました」、「今まで見つけられなかったような企業とご縁があって、すごく満足しています」、「キャリアアドバイザーの方が親身になって寄り添ってくださったおかげで、自分の人生が大きく変わりました!」などの声をたくさんいただくので、すごく嬉しいです。